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【ガチ勢向け】究極のコーヒーメーカーの選び方【デメリットも解説】

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究極のコーヒーメーカー(デメリットも解説) コーヒー
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コーヒーメーカー買おうと思うけど、色々ありすぎる。。うーん、こだわりたいからそこそこいい値段のものから選びたいけど違いがわからないし、失敗したくないなぁ。ぶっちゃけどんなのがいいの?

こんな疑問に答えます。


コーヒーメーカーはピンからキリまであるので、見極めが難しいですよね。


結論、コーヒーメーカーは素材と信頼性で選べば後悔ゼロです。よくあるコーヒーメーカーのデメリットも解説するので、納得できるモノを選んでいきましょう!

本記事の内容
  • コーヒーメーカーのデメリット
  • 究極のコーヒーメーカー2選【こだわり派必見】
本記事の根拠

某化学メーカーで研究開発する科学者。

ハンドドリップコーヒー歴8年。科学的なアプローチで考えるのが得意。

コーヒーメーカーのデメリット

コーヒーメーカーのデメリットは、以下の3つ。

  • 素材が樹脂(プラスチック)製
  • 抽出パターンが少ない
  • 手入れが面倒

デメリット① 素材が樹脂(プラスチック)製

コーヒーメーカーは、お湯が通る場所、コーヒーが通る場所にプラスチックが採用されてます。


主にポリスチレン系やポリプロピレンですね。理由は軽量化のため。(あと、コスト…)


もちろんプラスチックはお湯に耐える耐熱性のモノが使われています。とはいえプラスチックは高温に弱いので、使ってるうちに100%劣化するんですよね。末長~く使いたいってなると、ちょっとマイナス。

コーヒーメーカーのプラスチック部分、黒い事が多いですが、あれは添加剤(カーボン、可塑剤など)が入ってるから。


プラスチックそのものは透明(or白色)なんですよ。

なので、コーヒーメーカーを買うなら、お湯(熱いコーヒー)が通る抽出部分の「素材」に注目してみるのがベストです。


劣化したプラスチック=分解=お湯に溶け出すということなので、長く使うとお湯の中にプラスチックが入るということ。そして、プラスチックの添加剤もジワジワ出てきます。


風味にも影響するし、純粋に気持ち悪いですよね。(身体への影響は小さいですが)


抽出部分を科学的な観点で選ぶなら、ほとんど分解の心配が無い耐熱ガラスや陶器、金属ということになりますね。

デメリット② 抽出パターンが少ない

ほとんどのコーヒーメーカーは、スイッチ1つで抽出ができる分、逆にワンパターンな抽出になりがち。


例えば、コーヒーの成分をしっかり抽出するための「蒸らし」ができないモノが多いんです。できても、時間が決まってる場合がほとんど。


さらに言うと、浅煎りと深煎りではコーヒー豆の中に含まれる成分が異なります。成分ごとに抽出されやすさはちがう。


本当に美味しいコーヒーを飲みたいなら、実は抽出温度も抽出パターンも変えたほうがベターなんですよ。


特に、浅煎りのコーヒーはコーヒメーカーで淹れると思ったより美味しくないってこともありますから。(私はそこで悩みました)


普通のコーヒーメーカーでは、パターンまでは変えられません。美味しいコーヒーにこだわりたい人には、ちょっと不向きです。


ただ、ここだけの話、このデメリットを解消するコーヒーメーカーも実はあるんです。後程解説しますね。


もし、中深煎り~深煎りの苦いコーヒーをとりあえず手軽に飲みたいぜ!という人は、【1人暮らし男子は刮目せよ】モテたい男向けオシャレコーヒーメーカー3選という記事のコーヒーメーカーがコスパ良くてオススメです。

デメリット③ 手入れが面倒

コーヒーメーカーでよくあるのが金属メッシュフィルター。コーヒーの油分をよく通すので、風味が口の中にガツンとやってくるんですが、手入れが死ぬほど面倒です。


コーヒー豆の微粉がメッシュに付くので、水で洗い流さないと落ちませんし、流しの排水フィルターも詰まるし、スポンジで落とすとスポンジにコーヒーの微粉が付いて、スポンジも汚れる……、てな感じで手入れが最悪級にめんどい。

なので、コーヒーメーカーを選ぶなら金属メッシュフィルターじゃないモノを選ぶと後悔は少ないはず。

ちなみに金属メッシュフィルターの上からペーパーフィルターを付けるのはやめておきましょう。抽出速度が遅くなるので、苦味が出やすくなってしまいます。

(ただし、工夫次第でペーパーフィルターでモノもあるので、購入する前にコーヒーメーカーの説明欄をよく確認しておきましょう)



続いてコーヒーメーカーのメリット。

コーヒーメーカーのメリット

メリットは3つ。

  • 大人数のコーヒーが一度に準備できる
  • 自動でできる
  • 味を再現してくれる

簡単にまとめると、楽に美味しい味を大量に作れるってことですね。


例えばお客さんが家に来た時。コーヒーメーカーを使った方が圧倒的に楽ですよね。自動で抽出してくれるので、その間おしゃべりも可能。


しかも、スキルが無くてもお店で出てくる味に近いコーヒーができるので、お客さんにも喜ばれます。あなたの評価もアップ。


極め付きは、外に行かなくても手軽に本格派コーヒーを楽しむことができるということ。


本格派コーヒーメーカーを導入すれば、お家時間がバリバリに捗りますよ。

我が家では、週1で行ってたカフェに行かなくなったので、明らかにお金の貯まるスピードが上がりました。(30歳で資産8桁突破)


しかも、家だったらくつ脱いで、部屋着で、横になりながら美味しいコーヒーが飲めるので、圧倒的にリラックスできます。


カフェだと、なんだかんだ気を遣って心の底からはリラックスできないですからね。

究極のコーヒーメーカー2選【こだわり派必見】

科学者が素材の観点からオススメするのは、以下の2つ。ただ、一番はダントツでハリオです。

  • ツインバード 全自動コーヒーメーカー
  • HARIO オートプアオーバーSmart7

ツインバード 全自動コーヒーメーカー

1つ目はツインバードの全自動コーヒーメーカー。いろんなところでオススメされてますが、こだわり派でも満足できるモノです。

こんな形です



先ほどあげた3つのデメリットの項目で評価をつけると以下の通り。

素材△〜○
抽出パターン
お手入れのしやすさ
お手軽さ

ぶっちゃけ完璧に近いんですよ。なぜかというと、レジェンドの田口護さんが監修しているから。


誰やねん、と思った方。田口さんはスペシャルティコーヒー協会の元会長です。「コーヒー美味しさの方程式」という本の著者の一人。実際この本、読みました。


あ、この人から学ぶべきだな、と素直に思える一冊でしたね。


コーヒーのことならって思えるほど、極めて論理的なアプローチでコーヒーの美味しさを追求された方なので、とてもわかりやすい考え方とアプローチ。


化学者の僕も、本を読んで感服しました。


さらにいえば、NHKのプロフェッショナル仕事の流儀にも出演されたことがある方。その方が監修したコーヒーメーカー。それがツインバード全自動コーヒーメーカー。


つまり、最強なんです。


均一に豆が挽けるコーヒーミル(フラットカッターミル)も付いてますし、文句なし。1つだけ惜しいのは、フィルター部分。樹脂(PP:ポリプロピレン)なんですよ。


とはいえ、PPは比較的お湯に強い樹脂なので、溶けることはありません。安心してください。(ほとんどのコーヒーメーカーのフィルター部分は樹脂ですから大丈夫です)


全体的にマットな質感なので、高級感もある。仕上げてきたな〜って感じです。


普通のコーヒーメーカーじゃ物足りないかも、、中途半端なモノで後悔したく無いし、少しこだわってみたいかなって人向けですね。

6カップモデルなら来客時や家族でも楽しめますよ


HARIO オートプアオーバーSmart7 BT EVS-70SV-BT

2つ目はハリオのSmart7超ガチ勢向けコーヒーメーカーです。


だから、ちょっと家でコーヒー飲みたいなって人には全然向いてません。買っても損するだけですから。やめておきましょう。


でも、普通のコーヒーメーカーじゃ満足できない!!ハンドドリップじゃ無くてどうしてもデータを使ってコーヒーを淹れたい!!っていう人には、もう、これ以上のコーヒーメーカーは無いです。


むしろ、追加で購入したいって人向けです。それほどに尖ってる。

こんな感じで、近未来系なデザインです


先ほどと同じく、コーヒーメーカー のデメリット項目でSmart7を評価してみましょう。

素材
抽出パターン
お手入れのしやすさ
お手軽さ
  • 抽出部分の素材が耐熱ガラス
  • お手入れが神レベルで簡単
  • 超オリジナルの抽出パターンを作れる

抽出部分の素材が耐熱ガラス

耐熱ガラスが良い理由は、その安定性。化学の実験でも使われるぐらい、他の物質に対してびくともしません。


超精密な反応、例えば薬を作るなんて時も耐熱ガラス容器中でやります。


コーヒーも同じ。抽出工程って無駄な味と香りを邪魔せず、末長く使えるモノであるほど、良いモノ。つまり、耐熱ガラス一択です。

素材をよく知ってる科学者は、熱くなる部分にプラスチック製のモノは絶対に使いません。これは知っておくとお得ですよ。

ハリオSmart7は、お湯が出る部分と、ドリップ部分が分かれてますね。


しかも、付属のドリッパーは耐熱ガラス。コーヒーをよく知ってる人が作った設計になってるので、間違いありません。信頼性抜群。

お手入れが神レベルで簡単

まず、コーヒーを淹れます。


ペーパーフィルターを外します。


捨てます。



以上。


楽すぎるでしょ、これ。笑


しかも、サーバーからはお湯しか出ないので、跳ねたコーヒーをちょっと拭きとってやれば終わり。ドリッパーもコーヒー粉がついてないので、すぐ洗えます。


コーヒーメーカーの中では、ダントツで手入れがお手軽ですよ。

超オリジナルの抽出パターンを作れる

最後、抽出パターンが多い(無限)。ありえません。多すぎますよハリオさん。


だって、抽出量が、蒸らし時間、蒸らしに使うお湯の量、ドリップ速度、お湯の温度まで、、なんでも決められるって、ヤバく無いですか。


つまり、抽出パターンは実質無限。ここまでのコーヒーメーカー、他に見たことないです。


設定が少しややこしいですが、その分こだわれると考えればお手軽じゃないってのも納得ですね。


データを残しつつ、再現性にもこだわりたいって人。
実験が好きで、1つ1つのパラメータをいじりまくって、俺だけの究極のコーヒーを作り上げたいぜ!って人


こんな方は速攻手にすべきモノですね。


マジで半端ないですよ。一般人がカフェのコーヒー余裕で超えるぞこれは。。

ちなみに、ミルはついてないので、持ってない方は一緒に揃えておきましょう。


詳しくは【初心者向け】コーヒーミル(グラインダー)の選び方とは【原理も解説】という記事でオススメを紹介してます。美味いコーヒーを作るための原理もしっかり解説してますので、ご参考に。

まとめ

こだわりのコーヒーメーカーを選ぶ時には、素材と信頼性で選びましょう。


コーヒーメーカーのデメリットを理解しておけば、後悔ない選択ができます。


至高の1杯を淹れるために、こだわりの1品を持つ。素材にこだわるってのは、1つの解ですよ。


本記事があなたのコーヒー生活をアゲることにつながれば、嬉しいかぎりです。


では。

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