新しい趣味でも始めてみたいな。特にやりたい事は無いけど、理系に合いそうな趣味があれば嬉しい。。あと、家でできるやつが最高なんだけど。とにかく、今は趣味が無くてつらい。。
こんな悩みに答えます。
家にいるのって、心からリラックスできて、めちゃめちゃ心地いいですよね (ボクは家でマイクラとか無限にやっちゃう引きこもり体質なので、よく分かります)。
なので、「家」でできて、それが「最高の趣味」になったら、100%後悔しないってのは想像できるはず。
本記事では、「理系」なあなたのために最適な趣味を紹介。結論、コーヒーのハンドドリップ。何故なら、低コストなのに理系心をくすぐる要素が詰まりまくってるから。
体験談を交え、記事で詳しく解説します。後半では、初心者にオススメのコーヒードリップの始め方を紹介しますね。
趣味がなくて悩んでるあなた、必見ですよ。
趣味を始めるタイミングとは
結論、趣味を作るタイミングは、今。明日でもなく、後ででもなく、今です。何故なら今が人生で一番若いから。
例えば、明日朝起きたら考えようとか、結婚したら始めようとか、引っ越したらやろうとか、就職して落ち着いたらやろうとか。タイミングが合えば始めようかな、ってよく思いますよね。
これ、全部死ぬまでやらない可能性大です。
…想像してみてください。50年後、病気で倒れ、寝たきりの生活。
若いうちは想像できなかったけど、年をとると訪れる現実です。
身体も頭も動くうちに、やるべき事をやっておけばどれだけ幸せだったか…
ぶっちゃけ、こんな状況で晩年を迎えるの、つらいですよね。ボクはこれをイメージしたらすごく気分が悪くなりました。。
だったら、健康で頭が働くうちに、やりたい事をやる。興味があることは全部試す。
何でもそうですが、やらずに後悔するんじゃなく、やって後悔しましょう。その方が10000倍マシですから。
奇しくも、これが最も合理的な選択なんです。(今変えることが、人生を一番長く楽しめるはずなので)
もしあなたが、趣味を始めるタイミングで迷ってるなら、今このタイミングがベスト。時間は一生戻って来ませんよ。
ボクの場合、コーヒードリップが趣味ですが、30歳から発信(ブログ、Twitter)も始めたりしてます。(他にも、週1でスポーツをしたり、一眼で写真を撮ったり、Youtubeへ動画投稿してみたり、料理極めたり(道半ば)、ゲームもやってます)。
ゲーム以外は大人になって興味を持って始めた趣味で、今も続いてます。YouTube動画投稿は6動画ほどUPしてすぐ辞めましたが。笑
ですが、全てやってみた結果、不思議と後悔してるものはありません。特にコーヒーを淹れる瞬間は心からリラックスできるので、最高なんです。
やってみたいことは速攻始めて、飽きたら、やめる。それでOKです。
あれこれ悩んでいるより、サクッと行動してみると、いろんな景色が見えますよ。
コーヒードリップが理系ホイホイな理由
コーヒードリップが理系向きな理由は、そのパラメータの多さにあります。
例えばコーヒーだと以下の通り。
- 産地
- 精製方法
- 焙煎度
- 抽出パターン
- 抽出速度
- 粒度
- お湯の温度
挙げられるパラメータとしても、ざっとこれだけ。多くないですかね。
ぶっちゃけ、7つもパラメータがあったら、どこから攻めようか迷うくらいです。
仮に全てをいじるとした場合
各項目、仮に5つ条件を全て振ると考えると、コーヒーのドリップで生まれる組み合わせは5の7乗。つまり、78125通りのパターンがあります。
ヤバくないですか(感動という意味で)。計算はちょっとムズイですが。。
各項目の条件は5つ以上ある場合がほとんど。(産地だけでも10カ国以上)なので、原理上ほぼ無限にドリップを極められるということです。
しかも、自分が考えたり、調べた方法を試して、どんどん好みの味に近づいていくコーヒー。
もしもこのヤバさに気がついてるなら、あなたは立派な理系です。
これこそ、コーヒードリップが理系ホイホイな理由。
コーヒードリップ、オススメの始め方
パラメータがたくさんあるのはわかった。でも、不味いコーヒーを飲むってのは、嫌ですよね。
コーヒードリップをする前、今この瞬間に知っておいた方がいいこと。それは、コーヒーを「うまい、不味い」ではなく、「いい、悪い」で判断する軸を持つこと。
というのも、深煎りの苦いコーヒーが好きな人にとって、浅煎りの超爽やかでフルーティなコーヒーって、「不味い」んですよね。それがどれだけ高級だろうが、不味い。
例えば、ビールが苦手な人に、苦味の旨さ伝えられないですよね。アサヒスーパードライが一番キレがあって辛口で美味いって言っても、わからないはず。
ヒューガルデンホワイトのような、甘くてフルーティ女性でも飲みやすいビールが好きな人だっています。(ボクは甘口・辛口どちらも好きですが)
要するに、味の好みがコーヒーの「うまい、不味い」に影響しているだけ。まずはここを抑えておきましょう。
「いいコーヒー、悪いコーヒー」をざっくり言うと
いいコーヒーってのは、「コーヒーとしての品質がいい」という意味。なので、豆が不揃いだったり、味を悪くする要因(焙煎が不揃い、豆の鮮度が落ちてるなど)があるものを「悪いコーヒー」と呼びます。(コーヒーおいしさの方程式より)
日本酒で言えば、酒蔵でお米の美味しいところだけを使った吟醸酒が「いいコーヒー」、よくわからないお米を使ってるコンビニで売ってる100円パックのストローでチューチューするお酒が「悪いコーヒー」です。
せっかく趣味で始めるなら、コンビニじゃなくて酒蔵巡りしたいじゃないですか。
なので、コーヒードリップを始めるなら、「いいコーヒー」を使うこと。これが大事。
道具は最低限こだわろう
趣味でコーヒードリップ始める時、自分でいじれるのは超絶大事。なぜなら、趣味を中途半端にやると必ず後悔するハメになるから。
趣味の醍醐味は没頭。例えば、没頭する時って、何も考えずに行動してるので、心が軽くなったり、頭がすっきりするはずです。
没頭するためには、あらゆるストレスを無くした方がいいですよね。「あなた自身がドリップをコントロールする感覚」を持てば、自ずと没頭することにつながりますから。
ドリップをコントロールするときに必要なのが、道具。趣味とはいえ、適切な道具選びは趣味を充実させる上で重要ですよ。
コーヒードリップで重要なパラメータ
コーヒードリップをする上で重要なパラメータはお湯の温度、豆の重量、挽いた粉の粒度、お湯の流速(抽出パターン)です。それに応じて温度計、重量計(スケール)、グラインダー、ドリッパー、ドリップポットを選択するだけ。
なので、基本を抑えつつ、ドリップの調整が合理的になる道具を選ぶというのが大事。道具も最低限こだわっておけば、後悔のない選択になります。
中でも、重量計、グラインダー、ドリップポットは1つのモノを長く使うので、最初の選び方が大切。
重量計(スケール)の選び方
コーヒーの重さを測る時に必要なのが秤(はかり)。ポイントは2つ。
- 「小数点第1位(0.1g)」刻みで測れる
- 「ストップウォッチ」が付属
0.1gまで量るのは豆の重さを測るため。と言うのも、0.1gまで量れないモノだと、9.5gと10.4gがどちらも10gで表示されます。(約1g重さが違うのに)
ドリップするとき、1gの差は味に影響します。これが、0.1g刻みの重量計(スケール)を選ぶべき理由。
ストップウォッチ、スマホでいいじゃん、と思いがちですが、コーヒーをドリップする時って目線がドリッパーに向いてるんですよね。
時間を測るのは、手でドリップしている時に速度を調節するため。なので、視界にストップウォッチがあると超便利です。(というか、無いと不便)
実際、目線を外していたらドリップ速度コントロールが狂う、なんてことが起きてストレスが溜まっちゃうので、ここはケチらずに準備しておきましょう。
Harioの重量計(スケール)はこの条件を満たしてるので、選んでおけば間違いなし。お店でもよく使われていますから、性能は申し分ありませんよ。
グラインダーの選び方
グラインダーは豆のサイズを均一にすることのが目的。なので、手動のミルではなく、自動ミルがベター。手動のものを買うと、後々電動買うはめになりますからね。コスパ悪いです。
この辺り、詳しくは【初心者向け】コーヒーミル(グラインダー)の選び方とは【原理も解説】と言う記事で解説しています。
ドリップポットの選び方
ドリップポットはお湯の量をどれだけコントロールできるかが勝負。なので、ドリップポットの先が細ければ細いほどコントロールしやすいです。
コーヒードリップを極めていくと家族の分を準備したり、来客時に振る舞いたくなってきます。(自分だけじゃ満足できず、人の意見も聞きたくなってくるので。。)
なので、ある程度大きめのサイズを選んでおきましょう。じゃないと、何個も買うハメになりますからね。4人以上に振る舞うなら、700ml以上。(ひとり当たり160ml使うので、160ml×4=640mlお湯が必要)
初心者にオススメなのは珈琲工具のittekiというドリップポットです。ここケチると、後々買い直して無駄になリます。後悔したくないなら、徹底的に「細口」にこだわっておきましょう
温度計は温度が測れるなら何でも。ドリッパーは好みに合わせて選べばOK。初心者におすすめのリンクを貼っておきます。
他にも、コーヒー豆の選び方や焙煎度、精製工程なんかがありますが、ぶっちゃけ最初は無視でOK。「スペシャルティコーヒー」の中から選べば失敗しません。なので、近所の「スペシャルティコーヒー」を扱うお店に行って、豆を購入することをお勧めします。
スタバとかカルディだけ行くのって、実はNG。それなりに美味しいですが、スペシャルティコーヒーを扱う焙煎所や販売所とは雲泥の差です。
日本酒で言えば、純米酒がスタバやカルディなのに対し、大吟醸が焙煎所って感じです。両方美味しいけど、酒蔵巡りしたら大吟醸が圧倒的に幅広い味わいで、当然うまいよねって話です。
なので騙されたと思って、焙煎所のスペシャルティコーヒーをあなたの舌で確かめてみましょう。コーヒーの世界はグンと広がりますよ。
お店では、あなたの好みの味(苦いのか、酸味があった方がいいのか、甘いものがいいのか)を店員さんにニュアンスを伝えてみましょう。良いお店なら、あなたの舌に合ったオススメを提供してくれるはずです。(試飲もあったりします)
コーヒードリップは心の豊かさをもたらす
趣味で何始めたらいいか迷ってるあなた、コーヒードリップは心の豊かさをもたらします。(若干宗教じみてるけど)
朝早く起きて、コーヒーを淹れつつ過ごす時間を想像してみてください。平日の忙しい毎日がグッと穏やかになって、毎日の始まりが清々しくなりそうじゃないですか。(実際なります)
趣味って、心が穏やか〜になるのが至高なんですよね。記事でも伝えましたが、大事なのは「没頭」。
理系なあなたなら、コーヒードリップにハマる楽しさに気づけるはず。「没頭」の感覚を忘れてるなら、この機会に初めてみましょう。
子供の頃何も考えずに遊んでた幸せな時間は、今からでも作れますから。
趣味がなくて辛い!って人は、ぜひご参考に。
では。