コーヒー好きだからスタバによく行くけど、家でも飲めないかな?
でも初心者だから、費用は安く押さえたい!オススメの器具とかあるのかな?
そんなあなたの悩みを解決します。
初心者こそシンプルイズベスト。最安でコーヒー環境を整える方法をお伝えします。
コーヒーを飲む習慣があるなら、控えめに言ってやらなきゃ損ですよ。
では参りましょう。
どっちがお得?スタバ VS 家コーヒーの金額差
スタバのコーヒー金額→1杯319円
スタバでコーヒーを飲むメリットは、何と言ってもお手軽にリラックスできる場所を提供してくれるところ。それが多くの人を惹き付ける理由です。
一方デメリットはその金額。1杯ならちょっとの出費ですみますが、積み重なると無視できない額になるんですよね。
では、スタバのドリップコーヒーを飲み続けたら、いくらかかるか実際に計算してみましょう。
スタバドリップコーヒー319円(税込み)
https://product.starbucks.co.jp/beverage/drip/4524785000018/?category=beverage%2Fdrip
毎日1杯飲んだ時 319円/杯×30杯=9,570円
週2回飲んだ時 319円/杯×2日×4週=2,552円
毎日になるとかなりの金額になりますね。週2杯としても、1ヶ月2,552円。
しかもこれ、スタバで1番安いドリップコーヒーを飲んだ時。期間限定の商品や、〇〇フラペチーノはもっと金額が上がります。
家でコーヒーを飲む金額→1杯50円
スタバより美味しいコーヒー豆というと、最安で500円/100g程度。この金額を出せば、スタバより美味しいコーヒーが飲めます。
ドリップコーヒー1杯につき10gの豆を使用するので、500円で10杯、1杯当たり50円です。(水をほぼ無料としてます)
単純計算でスタバが1杯319円なので、家で飲めばスタバ価格の84%offで飲めます。しかもスタバより美味しい。
仮にスタバで売っているコーヒー豆を買ったとしても、およそ1000円/250gなので1杯40円。なんとお店の87%off。だから家で飲まない理由がなくなるんです。
【美味しいコーヒーを安く】必要な器具一式と金額
ここまでは豆の値段だけでした。ただ、豆だけではコーヒーが飲めません。器具が必要。
コーヒー系の器具は、モノによって値がまちまちなので、全部を揃えるなら結局スタバが安くてお手軽かも、なんて考えてしまうかもしれません。
では、器具一式揃えたらいくらになるか。実際に計算してみましょう。
コーヒーを家で淹れるために必要な器具
- デジタルスケール
- コーヒーミル
- ドリッパー
- フィルター(紙)
- ドリップケトル
- ガラスポット(2人以上で飲むなら)
この6つです。自動で何でもできちゃうコーヒーサーバーもありますが、お手入れの手間、値段の観点からオススメできません。
では実際に揃えたらいくらになるでしょう。
毎日家でコーヒーを淹れている私が選んだ、割安で長く使えるオススメをご紹介します。
デジタルスケール
コーヒー豆を正確に量るために必要なのがデジタルスケール。なぜなら料理と同じで、分量が命だからです。
初心者であればデジタルスケールは料理用のもので十分。価格の高いコーヒー用のものを買う必要はありません。
コーヒーミル
コーヒーミルはHARIO(ハリオ)がオススメ。なぜなら、耐熱ガラスメーカーとして断トツで信頼できるから。
私、本業の化学メーカーでは実験器具としてビーカーやフラスコなどのガラス容器をたくさん使っているのですが、その品質は折り込み済み。
特にコーヒーミルは半永久的に使うもの。だからこそ、HARIOの他の製品についても同じように品質について抜群の信頼をおいており、自信をもってオススメできるんです。
ドリッパー
コーヒー粉をセッテイングするドリッパー。家で飲む人数によりますが、4人用を買っておけば間違いないでしょう。
来客時にも、こだわりのハンドドリップコーヒーでおもてなしできますよ。
オススメはガラス。プラスチック製と比べ少し高いですが、耐久性と色うつりが無いことを考えるなら断然こっち。
経験上、プラスチック製は色が変わったのが嫌で、ガラス製を買い直す羽目になったので、最初からこちらをすすめます。
フィルター(紙)
何でもいいですが、HARIOのV60に対応したもの(円錐系)を合わせて購入しましょう。
これはお近くのホームセンターやスーパーにも売っていますが、基本的にどれを使っても問題ないです。フィルターはサイズ(何人用か)と形、この2点にだけ注意しましょう。
ドリップケトル
コーヒーを淹れるときに欠かせないのが、お湯を注ぎ口の細いドリップケトル。
実は、ポットのお湯をダボダボとそのまま入れてしまうと、せっかくのコーヒーが台無しになってしまいます。
いっぽうで、コーヒー専用の湯沸かしケトルは割高です(品質を担保するとなると最低でも5000円以上)。
そこでオススメなのが、この沸かしたお湯をいれるだけのドリップケトル。これ、コンパクトでリーズナブルなのに機能は十二分。
家にある湯沸かしケトルやヤカンで沸かしたお湯をいれるだけで、コーヒー抽出に最適な温度(90~96℃程度)に勝手に調整されます。
その上、注ぎ口が細いので初心者でも注ぐお湯の量を簡単調整できますよ。
ガラスポット(2人以上で飲むなら)
1人暮らしで自分だけが飲むなら不要ですが、夫婦、彼女、友人、家族など2人以上でコーヒーを飲むならガラスポットが必要です。
理由は、コーヒーの抽出で出てくる成分は、最初と最後では全く違うものだから。
最初に抽出されてくるものは、お湯に溶けやすい成分がメインですが、あとから抽出されるのはお湯に溶けにくい成分。
ざっくりこの2つの成分のバランスでコーヒーの味は変わります。
だから、2人以上でコーヒーを飲むときは一度まとめてから人数分に分けないといけないんです。じゃないと、味が均等にならないですよね。
ガラスポットのサイズは4人分入るものを選んでおけば大丈夫。それより多い人数だったら、もう一度淹れたらいいだけですからね。
洗いやすさ、片付けのスペースを考えると、4人用が最適でしょう。
合計金額→約7200円
まとめはこちら。
- デジタルスケール→1230円
- コーヒーミル→2118円
- ドリッパー→1100円
- フィルター(紙)→297円(100枚)
- ドリップケトル→1699円
- ガラスポット→685円
※2021/7/3時点なので、ズレはあります
社会人の飲み会1回分(2次会込み)くらいでしょうか?それも毎月必要なのではなく、1回きり。
継続してコーヒーを飲みたいならぶっちゃけ安すぎるくらいです。
しかも、コーヒー器具に関しては、店頭で買うよりもネットで買った方が断然オトク。
店頭では定価で販売されていることが多いため、コスト抑えたい初心者はネット購入をオススメします。
コーヒー豆はネットだと割高
一方、コーヒー豆はネットだと割高。初心者はネットの豆ではなく、お近くのコーヒーショップに出向いて店主のアドバイスを受けながらの購入がオススメ。
その方が、自分だけのこだわりの豆と出会えたときの喜びもひとしおです。
仮に毎日スタバで飲むコーヒーを、家で淹れるコーヒーに置き換えたとしましょう。スタバで週5日ドリップコーヒーを飲むとしたら、1ヶ月6380円。
1ヶ月ならまだしも、2ヶ月3ヶ月…と積み重なると、年間76560円にも。ダラダラとお店のコーヒーを飲むのはもうやめにしましょう。
圧倒的に低コストで最高な味を楽しめるのは家淹れるコーヒーだけなのですから。
実はアマゾンでスタバの豆売ってました。スタバのコーヒーをさくっと頼みたいなら、アマゾンが便利ですね。
お家でコーヒーを淹れたら起きる生活の変化
いくら安くて美味しいコーヒーが飲めたところで、家でコーヒー飲めるだけなのではと思っているあなた。ここでコーヒーを家で淹れた時しか味わえないことをお伝えします。
それは、コーヒーはお湯を注ぐ時じゃなく、豆を挽いた時に香りが出るということ。
香りが長引くかどうかというものは、化学的な見方をすれば、香り成分が飛んでいきやすいかどうかということです。
そして、コーヒーの香りは真っ先に飛んでいきやすい物質。香り物質は飛んでいったが最後、その場から無くなってしまうため、香りが長続きしないんです。
また、コーヒー豆は香りを閉じ込めている状態なので、豆を砕いた瞬間に香りが外にフワっと広がる。
つまり、豆をひいた時が最高にいい香りがするピーク。しかも、その香りを好きなタイミングで体感できるのは、家で豆をひいた時だけ。
だからこそ、家でコーヒーを淹れるならコーヒー粉を買ってはもったいない。コーヒー豆で買うからこそ、あの香りを楽しめるんです。
コーヒーを最安で飲むなら家で淹れてみよう!
コーヒー好きなら、まずその頻度を確認してみましょう。
頻繁に飲むなら、断然家で飲んだほうがオトク。そして、家でコーヒーを淹れたあとは一度外に出てみましょう。そしてもう一度部屋に入れば、そこは完全にカフェの香りになっているはず。
だれも邪魔をしないあなただけのリラクゼーション空間を作る。家がそんな空間になるなら、最高の生活になるに決まってますよね?
あなたも家コーヒー生活を手に入れて人生を潤しましょう!
では。