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【豆1択】コーヒーは豆と粉どちらで買うべきか?【科学者が解説】

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コーヒー豆 粉 どっち コーヒー
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あなた
あなた

コーヒーって豆と粉両方売ってるけど、初心者だから粉で良いかな?…でも、豆のほうがいいの?どっちがいいの????

こんな疑問に答えます。

初めてだとは迷いますよね。お店で粉にしてもらったほうが、楽っちゃ楽ですから。


ですが結論、豆1択です。理由は味と香りと賞味期限。詳しくは科学の視点を交えて解説しますね。

本記事の内容
  • コーヒー豆とコーヒー粉の違い
  • 買うならコーヒー豆1択な理由

本記事の根拠

某化学メーカーで研究開発する科学者。

ハンドドリップコーヒー歴7年。科学的なアプローチで考えるのが得意。

コーヒー豆とコーヒー粉の違い

違いは表面積。分かりやすくいうと、空気への触れやすさ。空気に触れやすいほど、酸化というものがおきます。つまり、コーヒーの香味成分が酸素と化学反応するってこと。


豆と粉だと、粉のほうが空気にたくさん触れるので、成分がより変化しやすいんです。


化学反応して香味成分が違う物質へ変化する⇒味が変わる=不味くなる。
こんな感じ。

もう少しかみ砕きましょう

割る前の卵と溶き卵をイメージしてください。どちらが長持ちしそうですか?


100人中100人が割る前の卵だと思いますよね。そのとおりで、割る前の卵のほうが、圧倒的に長持ちです。理由は、酸素と触れてないから。


コーヒーも基本的には同じ。挽いちゃうと、酸素に触れるので、すぐに味が落ちていくんですよ。(卵と違い、すぐに腐ることは無いですが)


コーヒーを豆で買うべき理由は、こんな理由からなんです。

粉で買っても良い時とは

それはすぐに飲みきる時。例えば、以下のような場面。

  • お客さんが来るから、昨日買った粉を1袋全部使う。
  • ちょっと良いコーヒーを100g買ってきて週末に家族で飲みきる

開封後すぐに使いきるなら、粉で買ってもOK。反対に、開封後しばらく保存するかも?って人は豆で買うべし。

これを覚えておきましょう。

買うならコーヒー豆1択な理由

あなた
あなた

さっき粉でも良いって言ったじゃん。。

実は別の理由があります。


豆で買うべき最大の理由は、挽いたときに香りが広がるから。

香り成分って、コーヒーの内側に詰まってるんです。繰り返しになりますが、コーヒーの粉は空気にたくさん触れてます。その分、香りも抜けやすいんですよね。


粉で買うと、はじめは良い香りでも、後々微妙になっていくのは、香り成分が抜けているから。


豆のまま買っておけば、挽く度に香りが広がります。香りを長く楽しめるのは、豆だけなんですよ。

「スペシャルティコーヒー」は香りで価値を決めています。しかも、香り高いコーヒーほど価値が高い。


粉で買うということは、一番価値のある成分を買うということ。もったいないですよね。


とはいえ、豆で買ったら挽くの難しいんじゃ、、って思った人は、【初心者向け】コーヒーミル(グラインダー)の選び方とは【原理も解説】という記事を参考にしてみてください。


初心者でも分かるように原理も解説してます。


ミルがひとつあるだけで、あなたの家で飲むコーヒーの価値はグッとあがりますよ。

まとめ

コーヒーを買うなら、豆一択。理由は鮮度と香りが長持ちするから。

これからの人生、コーヒーと長く付き合うなら、豆で始めましょう。あなたの生活がグッと豊かになりますよ!

では。

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