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化学メーカー就活で知るべきこと(理系編)【現役メーカー会社員が語る】

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化学
あなた
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化学を活かした仕事につきたいな!大学で研究しているので、研究開発をやってみたい。でも、どれも化学メーカーってどれも同じような…。就活のときに知っておくといいことってあるの?

おるなけ
おるなけ

現役化学メーカー会社員の私が答えます。知っておくといいのは「自分のやりたい研究を優先しすぎない」と「正しい情報を取る」、この2つ。詳しく解説しますね。

今回は化学メーカーに就活する理系向け。研究職とは?開発職とは? といった事を含め、少し専門的なことも交えつつ解説していきます。

文系の方はこちらを参考にしてください。↓↓

本記事の内容
  • 化学メーカーで働くことと、求められること
  • 自分のやりたい研究はほぼできない【これは現実】
  • 正しい情報をとりにいこう【おすすめ】

化学メーカーで働くことと、求められること

実験をする女性
  • 身近にある無意識に使うもの、ことに関わるということ
  • この世にない新しいものを造りだし、世の中へ提供すること

仕事の目的としては、文系理系関係ありません。


ただ、具体的な仕事内容に関しては皆さんイメージされる通り文系理系で少し異なります。もう少し深堀りしていきましょう。

会社の研究開発とは

  • 時間が限られている
  • 世の中へ製品として提供してはじめて価値が生まれる

極端に言うと、ラボスケールでうまくいったところで、ほとんど意味がないんです。。。(実際そうです)


じゃあどうするか、理系就活生の皆さんは以下のことを頭に留めておきましょう。

  • 時間感覚を磨く
  • 製品として世に出せることを前提とした実験を行う

時間感覚を磨く

何よりお客さんの求めるものは旬があります。つまり、お客さんは○○までに製品化したいから、△△までにこのスペックを満たす物をください、という要望があるんですよね。

例えば、駅のホームで急いでラーメンを食べたいのに、30分かかるけど丹精込めて作ったこだわりの一品なんて誰も求めていませんよね。私たちは、早くてそこそこうまいラーメンが食べたい。

研究開発も同じ。お客さんが最低限求めるものを早く出す。この時間感覚が重要になります。


時期を逃して製品を出しても遅いだけ。のんびりとは実験をやっていたら、チャンスは必ず逃げてしまうんです。


会社員は勤務時間も決まっているので、納期から逆算して無理のない計画をたてて完遂する。これを頭にいれておきましょう。

製品化を意識した実験

フラスコの中だけでしかできない実験は残念ながら無意味。最終的に製品を作るとなった際、どうなっていくかをラボ実験で予めイメージしておくことが何より重要です。


作れることを前提で進める。その方が製品化するハードルは格段に低くなります。

自分がやりたい研究はほぼできない【現実】

うなだれる人

学生時代の研究内容がそのまま活きることは、ほぼ100%ありません。

私の回りには毎年多くの研究開発を志望した学生が入社してきますが、大学時代の研究がそのままできている人は0人です(一部上場企業、化学メーカーの実話)。


とはいえ、絶望するのは早い。大学の研究よりも魅力的な仕事は探せば山のようにあります。


意識を変えられるか、そこが会社員として輝くためにもっとも重要です。

化学メーカー技術者の例(私)

例えば私。大学時代はバリバリの有機合成をやっていましたが、今は全く違うことをしています。ちなみに現状の仕事で、有機合成なんてほとんどやっていません。



(シリカゲルカラムで分離精製?分液?やってなさすぎて、もう忘れました。笑)



はじめは嫌でしたよ、正直。ただ、今の業務を5年も続けていたら知らない間に社内ではスペシャリストの領域に来てたんですよね。(実際、技術に関しては上司よりも私の方が専門)


それも、腐らず勉強を重ね取り組んできた結果。やりたくないと思いながらやっていたら、成長はなかった、そう断言できます。



しかも、大学でやって来た実験の知識・技術は存分に発揮できていますから、今では悪くないなと思えてます。



だから、研究に重きをおくのではなく、自分の能力がどう活かせるか、その化学メーカーはどこなのか。ここを就活で見極めていきましょう。


そうすれば、あなたの納得のいく就活につながり、自分に合った会社と出会うことができます。

正しい情報を取りに行こう【おすすめ】

スマホで画面を操作する手

納得のいく就活をするなら、情報はできるだけ取り入れるべし。少ない情報で進めてしまうと、入社してから後悔する確率が高くなります。


ただ、理系は研究もあるので、ガッツリ就活へ時間を使えないですよね。だったら、理系は理系に特化した濃い情報を得るのが賢いやり方です。


結局、他の人が得ていない情報を先に得るというのが、納得いく就活をする上で欠かせませんよ↓↓

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また、就活では今までとは違う視点を磨くことも大事。なぜなら、会社での研究開発では、視野が広い人の価値がますます高まっているから。


アイデアがたくさん出る人というのは、その分体験した数が多い。これは間違いありません。


つまり、次世代の就活を体験するということ自体、まぎれもなく他の人がやっていない体験になります。

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しかも、身近なLINEで有益情報が入るので、時間がない理系就活生にうってつけ。


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化学メーカー就活で知るべきこと まとめ

硬い握手

働いてわかることと、 学生じゃなければ見えないことがそれぞれあります。


今は、 働く人の見る景色をイメージしつつ、自分が見据える将来をそれに照らし合わせ、じっくり考えながら就活に望んでいきましょう。


そのために、正しい情報を自分から取りに行く、これが納得いく就活をするために重要です。


化学メーカー技術者として、皆さまを陰ながら応援しております。



では。


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