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化学嫌いから好きになるための簡単な思考法とは?【現役化学者が解説】

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化学
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あなた
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化学嫌いすぎてつらい、受験で必要だからやるけど。。

化学意味わからないですよね。。私も高校まではそんな感じでした。


それでも化学を好きになれた簡単な思考法を、記事で解説しますね。

本記事の内容
  • 化学が嫌いな理由→理解しようとするから
  • 化学はぶっちゃけ記憶ゲー
  • 化学嫌いからちょっと好きになる3ステップ

本記事の根拠

現役化学メーカーの技術者。毎日、化学にあふれた生活をおくってます。旧帝大に現役合格した経験あり。

本記事を読むだけで、化学嫌いが30%は治ります。


(あなたの取り組み方次第では、100%治りますよ)



全く意味不明だって人はこちらの記事を先に読んでください。↓↓

化学が嫌いな理由→理解しようとするから

いきなり結論ですが、理解しようとするから嫌いになるんです。


だったら、理解しなくてOK。

例えば、漢字って理解しないですよね。でもみんな使えます。


なぜなら、字の意味は「覚えればいい」し、字の成り立ちなんか「知らなくても」使えるから。


例えば読書。「読書」って「書を読む」ってみんな理解してますよね。


本とか読むんだなって何となく分かってる。


でも、「読」ってなんでこの形なの?なんで、ごんべんに売るなの?なんで??ってならないですよね。


化学もこれと同じ。なんでmolなの?エネルギーって何?なんて思っても、たいして意味はありません。


理由は、高校生レベルの化学は受験で使えればOKだからです。


molはmol。ただの単位です。覚えればいいだけ。


だから、化学が嫌いでも大丈夫。そこを、受け入れましょう。


あなたには何ら問題ありませんよ。

化学は記憶ゲー(記憶するゲーム)

先ほど説明したとおり、化学は記憶ゲー。だから、はじめから理解する必要はありません。


なぜなら、化学というのは「理由を後付けする学問」だから。

例えば、水。冷やしたら凍りますよね。


これを化学的に深掘りすると、水分子が冷やされると動きが鈍くなるから、固まる(凍る)、てな感じ。


でも、水が凍るのを初めて見た原始人はちがう。


「寒くなったら、水は固まるぞ」ぐらいに思ってたはずですよね。

化学は解釈しているだけ

「化学」というのは、水が凍るという現象が、なぜ起きてるかを解釈してるだけ。


解釈するためには共通の考え方が必要なので、「分子」や「エネルギー」という共通で使いやすいものを導入したというわけです。


高校レベルの化学はすべて解釈するだけでOK。


だから、解釈のしかたを覚える、というのが大事になるんです。


つまり、化学は記憶ゲーです。

化学は暗記じゃない学問だと言う人もいますが、それは化学を専門にやってる人だから。


とっかかりは常に覚えることが多いものなので、割りきって暗記したほうが早い。


理解するのは、覚えたあとで十分。化学者の私が断言します。

化学嫌いからちょっと好きになる3ステップ

以下の3ステップ

  1. 化学嫌いをみとめる
  2. 化学と日常を繋げる
  3. 分かりやすい参考書だけ見る

順に説明します。

1. 化学嫌いを認める

さきほど説明したとおりです。あなたは化学が嫌い。まずは認めましょう。


おそらく、これは全員できるはず。第一ステップクリアです。

2. 化学と日常を繋げる

化学が嫌いなのって、全くイメージできないから。


イメージできないものなんて、分かるはずありません。


だから、まずイメージ。化学と日常を繋げてみましょう。

例  スマホと酸化還元

スマホはなぜ動くか、それは電源があるからですよね。


電池があるから、動く。当たり前です。


じゃあ、なんで動くか。


電池の中に人がいて、一生懸命働いてるから?そんな訳ありません。


酸化還元という仕組みを使ってるからです。

充電したらスマホが使えるのは、電池が頑張ってスマホにパワーを与えてるから。


(化学的に言うと、電池自身が酸化されてます)


充電するときはエネルギーチャージされるので、電池は還元されてます。

ざっくり言うとこんな感じ。

酸化還元とか言葉は分からなくてもOK。


電気出してくれるモノは、自分のエネルギー出しちゃうので酸化される、チャージすると潤うので還元される。


イメージはこれでいいです。


しかも、スマホ毎日使いますよね?全員が酸化還元の場に立ち会ってるんですよ、手元で。


だから、化学は遠い話じゃなく、めちゃくちゃ身近で起きてること。


ここをイメージしましょう。

実際は、電池に陽極と負極があって、放電するのは負極が酸化されて、陽極が還元されてる。


充電はその逆です。


相手を酸化するなら自分は還元される、逆もまたしかり。酸化還元はセットで起きてます。

3. 分かりやすい参考書だけ読む

化学は記憶ゲーです。(2回目)


だから、覚えればいいんですが、人って興味の無いことは覚えられないんですよね。


つまり、化学が嫌いなら苦手意識を取るというのが最優先。勉強はそのあとでOK。

苦手意識を取るなら、アニメ。世の中には素晴らしいアニメがありますから。


ドクターストーンと鋼の錬金術師を見ておけばOKです。


普段アニメ見ない人でも楽しめる良作ですよ。(U-NEXTならドクターストーン、鋼の錬金術師が全話1ヶ月間無料で見れます。勉強の合間に↓↓)

アニメ観るなら<U-NEXT>

参考書を探しに行こう

参考書は、自分で本屋にいって手に取ってみてみましょう。


なぜなら、合う、合わないが必ずあるから。


私も高校時代いくつか本を買って勉強しました。


結局、本屋に無いものがほしかったので、Amazonで買いました。


高校時代は田舎に住んでたので、参考書がほとんど置いてなかったんですよね。

分かりやすい参考書

化学者のわたしから見て分かりやすい参考書は2つ。

宇宙一分かりやすいシリーズ

化学って謎の単位が出てきたりすると、イメージできませんよね。


宇宙一分かりやすいシリーズは、見開きの1ページに分かりやすい例がのってます。


とはいえ意外と本格派。化学中級者でも読んでみる価値アリ。


理論化学は特にとっつきにくいので、この一冊で突破口を開きましょう。

マンガで分かる無機化学、有機化学
マンガでわかる有機化学をチェックする

マンガでわかる無機化学をチェックする 

有機化学と無機化学だけですが、マンガだからと言って、あなどることなかれ。


内容は化学者の私が見ても、本質的なことが書いてあります。


(唯一、キャラがちょっと微妙ですが)字だけ書いてある参考書よりはるかにとっつきやすい印象ですね。


読むならAmazonのKindleが一番安いので、そこで選びましょう。(スマホにKindleアプリを入れておけば読めます)


スマホにダウンロードしておけば、いつでも読み返せるので、空き時間にちょこっと読むなんて使い方もアリですよ。↓↓

化学嫌いから好きになるための簡単な思考法とは まとめ

化学嫌いなあなたがやるべき3ステップはこれ↓↓

  1. 化学嫌いをみとめる
  2. 日常と化学を繋げる
  3. 分かりやすい参考書だけ見る

理解しようとしなくてOK。化学は記憶ゲーだと割り切るのも大切です。



化学いやだな〜という時間は、ストレスが溜まってしんどいだけ。


まずはこの3ステップで、化学嫌いをなくしてしまいましょう。



とっつきにくい場合は、トコトンわかりやすいものにこだわる。


これは意外と大事ですよ?


では。




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