
社会人で時間が無い。もっと効率的に勉強出来ないのかな?

勉強に効率だけを求めるのはNG。本質は深く学ぶこと、短時間で勉強を終えることじゃありません。記事で詳しく解説しますね。
本記事を読めば、社会人が勉強のやり方で悩むことはなくなります。
- 勉強は効率的にやってはいけない理由
- 勉強したければ、まず時間をつくろう
旧帝大卒の会社員です。今は一部上場化学メーカーで開発をやってます。時間をうまくつくって、国家資格を2つ会社に入ってから取得してます。(危険物甲種、公害防止管理者水質1種)
勉強は効率的にやってはいけない理由

勉強を効率的にやってはいけない理由は、大事なことを見逃してしまうから。
効率は無駄をなくすために必要ですが、勉強に当てはめると少しまずい。なぜなら、何が重要かは、勉強するまで分からないからです。
効率を求めるということは、最初から勉強する範囲を絞るということ。すると大事なことを見逃す確率は高くなります。
大人ほど勉強に効率を求める話
学生と違って時間が足りない大人ほど、効率を求めます。時間がないんだから当たり前ですよね。
だけど、どうでしょう。スマートにやろうとして成功している人って世の中にいるでしょうか。
経営者、企業家の行動をみても、最初から効率的にやってる人は誰一人いませんよね。
分からないからこそ、なんでもやってみる。その姿勢が大事と、彼らは僕らに教えてくれています。
勉強も同じ。最初から効率を求めるのはNG。
特に会社員は、時間を言い訳にして効率を求めるのはやめておきましょう。学べることも学べなくなっちゃいます。
勉強に効率を求めると無駄になる時間
例えば、TOEICの勉強をしたいとしましょう。期間は2ヶ月。
効率を求めるとこんな事を調べます↓
- 「効率的に勉強する」本を探す
- 「TOEIC 勉強 やり方」でググる
- 「TOEIC 短期間 効果的」でググる
このあたりです。全部調べて答えをだそうとしてますよね。
残念ながら、そんなものは出てこないです。なぜなら、あなたの勉強スタイルとピッタリ一致する事はまずないから。
だから、調べる時間は無駄です。勉強のやり方は、あなたの中にしかありません。
自分にあう勉強のやり方が必ずある
例えば、カフェで音楽聞きながらやるのがいいって人と、誰もいない部屋で黙々とやるほうがいいって人。こんな2人がいたとしましょう。
英語って、声に出したほうが自分の耳からも情報が入ってくるので、記憶に残りやすいんですよね。つまり、声を出しながら勉強する方法は超効率的と言えます。
ある意味これが正解に見えるかもしれません。
ただ、カフェでやりたい人、カフェじゃなきゃできない人にとっては、声を出す方法は適しません。周りのお客さんに迷惑がかかってしまいますからね。
ここで伝えたいのは、効率的にやる方法だけが正解じゃないということ。そして1つだけじゃないってことです。
世の中にある効率的な勉強方法は、時と場合によって使えません。年をとれば集中力だって変わる。
だから、そもそも「勉強の方法」で検索したり、調べたりするのはやめましょう。調べる時間はただの気休め。何の価値も産みません。
それより、自分の中にある勉強方法を探求し続けること。これが大事です。
まずやってみることが何より大事
例えばTOEICの勉強を2ヶ月だけするならこんな感じ↓↓
- AmazonでTOEICの最新の公式本を5分以内に迷わず一冊ポチる
- 本が到着するまでは、英語を伸ばしたい目的を書き出してモチベを上げる
- これまでの成績から、この2ヶ月でレベルアップしたい箇所を挙げる
- 勉強する優先順位を決める
- 本が到着したら優先順位の高いとこから、ガンガン取り組む
大事なのは勉強してどうなりたいかを強烈にイメージすること。そして、伸ばすべき部分を明確にすること。この2つです。
TOEICの点を上げたいとき
今のうちに何となく点数だけ上げたいのか、半年後のキャリアアップ試験に700点がどうしても必要なのか。
前者と後者では、モチベがまるで違いますよね。
せっかくやるなら、目的を明確に。そしてモチベをあげましょう。
目的が明確になったら、足りないところを一つずつつぶしていく。これでOKです。
まとめると↓
- ソッコーで勉強本を買って後にひけない状況をつくる
- 勉強する目的を書き出して、強烈にイメージする
- 自分の分からないところを「見える化」して、ガンガンやるだけ
効率的に勉強したいなら、効率を求めずやってみること。そこから少しずつ修正しましょう。
これまで数多くの勉強の猛者と人生を過ごして来ましたが、この方法が王道で間違いなし。
1番効率的な勉強方法なんです。
勉強したければ、まず時間を作ろう

社会人なら、意識して時間をつくること。じゃないと知らない間に無駄に過ごしてしまいます。学生と違って仕事をしてますからね。
よくあるんですが、社会人になると仕事があるので、家での勉強ができないって言う人。とても多いです。
私は会社員ですが、周りからまぁよく聞きます。「新入社員の頃しか時間がとれない」と。
残念ながら、こんな人ほど時間があっても勉強しません。
少し厳しいですが、時間を理由にしてる人はいつまでたっても時間に追われますよね。
例えば、通勤時間をうまく使えば、ブログだって書けますし、本を読むことだって可能。もちろん勉強だってできます。
これはやる気の問題。環境ではありません。
例えば、通勤時間。
これもやり方次第で貴重な時間へ変わります。あとはそれを知っているかいないか。
そして、実行するかしないか。勉強する人としない人との差が生まれるのは、たったこれだけです。
だったら、勉強する方法を知って、実行してやりましょう。あなたの人生を動かすのは、「あなた」ですからね。
通勤時間を劇的変える3ステップについては、こちらで解説してます。実際、私はこの方法を使って、通勤時間でもブログを書くことにも成功してます↓↓
断言しますが、時間なんていくらでも作れます。
あとは、あなたが時間をつくるだけ。まずは自分の使ってる時間に向き合ってみましょう。
以下の記事はブログを書く方法ですが、本質はどこで時間を浪費しているかを見える化すること。そのやり方を解説してます。ご参考まで↓↓
社会人が勉強する前に知るべきこと まとめ

もう一度結論ですが、勉強に効率を求めるのはやめておきましょう。
それよりも、没頭できるぐらいのモチベを見つけることが何より大事。
はじめは手探りで、手当たり次第に勉強してる時って、非効率的に感じます。でも、あとになってみると、回り道も意外と役立ってることがある。
実はそれが、一番効率的な勉強方法です。
だから、勉強には効率だけ求めず、無限に学ぶ気持ちで取り組みましょう。
そのために、会社員は時間をつくり、手を体と頭を動かすこと。
これで人生は好転しますよ。
今回はこのあたりで。
では。