コーヒーは難しい?素人が好みの味に近づくための4つのステップ【科学】

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コーヒーって淹れるの難しいそうだよなぁ。なんか抽出パターン色々あって意味不明。ワタシは何を信じたら良いの???

こんな悩みに答えます。


結論、コーヒーに経験則は不要。科学の思考を使えば、ハンドドリップで美味いコーヒーは淹れられます。


ぶっちゃけ喫茶店のマスターの言うことは無視すべき。概念が変わりますよ。


科学者が唯一納得した本↓

本記事の内容
  • コーヒーが難しいと感じる理由
  • 素人に最適な科学的発想とは【味の再現】

本記事の根拠

某化学メーカーで研究開発する科学者。

ハンドドリップコーヒー歴7年。科学的なアプローチで考えるのが本業。

コーヒーが難しいと感じる理由

ドリップが難しいと感じる理由は、世の中の情報が経験則ばかりだから。つまり、オリジナルってやつ。



何故か。みんなこだわり過ぎて、自分のコーヒーが一番美味いって言いたいからです。



どうでしょう、味のデータと抽出パターンを具体的に公開してる人は少ないです。理由は、コーヒーには味を決めるパラメータが多いから。


そこへ個人の「好み」がかけ算されます。複雑すぎるんですよね。


例えば味の要素。こんな感じで、めちゃめちゃあります。

  • コーヒーの実(豆)の品種
  • 栽培の条件(産地)
  • コーヒーの実(豆)の洗浄、精製方法
  • 焙煎度
  • 抽出(ドリップ)

ドリップは、味を引き出す行程。大元の味やフレーバーを決めるのは、抽出より前のプロセスなんです。


そのプロセス伏せた状態で、ネルドリップがいいだの、温度だの、抽出パターンはこれがいいだの、それ前提で変わるよと。


好みの味次第では、めちゃめちゃな意見になることがとても多いんです。。



とは言え、豆の特性に合わせるのがコーヒードリップだろ?やっぱり難しいじゃないか。と考えると思います。

確かにそう考えると難しいかも。ですが、一発で答えに辿り着こうとするから難しいだけ。


だから大丈夫。順を追えば、好みの味に必ず近づけます。複雑なことは、シンプルな科学的アプローチで解決可能です。

素人が好みの味に近づく方法【味の再現】

僕ら素人に最適な考え方、それは科学的なアプローチをするということ。


美味しい味を再現するためです。だって、僕らに経験と勘なんて無いですから。


当たり前ですが、カフェやコーヒーショップの人は職人。毎日豆の状態、焙煎度合い、抽出とコーヒーに向き合ってるからこそ、経験値と勘がそなわります。


その経験と勘に代わるのが科学的アプローチ。素人の僕ら向けの方法です。


順に解説するので、是非試してみてください!

コーヒーのドリップが難しい!と思う人が取るべきステップ

  • 味の9割を決める「質」を比べる
  • コーヒードリップはマシンを使う
  • カフェで浅煎りのコーヒーを飲んでみる
  • 浅煎り~深煎りの焙煎度合いを変えて比較

上記の通り。4ステップで完了です。1つづつ解説します。

味の9割を決める「質」を比べる

スーパー(量販店)の豆、コーヒーショップ(スタバやカルディ)の豆、焙煎所(スペシャルティコーヒーの店)の3つの豆を買いましょう。


スーパーとコーヒーショップには深煎り豆しか置いてないので、深煎りで比較します。

始めにこのステップをとる理由は、豆の質による味の違いを確かめるため。後者になるほど、味のレベルは確実に上がります。


じゃあ、高い豆買えばいいじゃんって思いますよね。でも、値段の問題もあります


毎日飲むならなおさら。このプロセスでは、自分がお金を払って納得できるレベルを見つけること。


スーパーので十分って人もいれば、焙煎所じゃなきゃ無理!って人もいますからね。(ボクは焙煎所じゃなきゃ我慢できない。。)


週末に家で飲む程度なら、ちょっといい豆をじっくり味わうと、幸福度高くなるのでオススメですよ。


もしスーパーの豆で抽出が難しい、美味しくならないと思ってるなら、ぶっちゃけ豆の質が低いだけです。


1つ上のレベルの豆を選んで試してみましょう。これで解決することは多いですからね。

スタバより旨いコーヒーを飲んでみたいなら、近くのスペシャルティコーヒー専門店に行って、一番スタンダードなブレンドを買ってみましょう。


理由はみんなが最初に注文するから。多くの人に飲まれているんですよね。


つまり、店の良し悪しはブレンドの味で分かります。


近くになければネットで探して、試してみるのもアリ。


ぶっちゃけ味はスタバは余裕で超えますが、試すかどうかは自由です。

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コーヒードリップはマシンを使う

コーヒードリップをマシンでやる理由は、再現性が高いから。


豆の種類だけ代えて、あとはマシンにおまかせにしておけば、抽出条件は一定です。すると、純粋に豆の良し悪しが分かるんですよね。


実は、ハンドドリップが安定しない内に比較するのは、高級な烏骨鶏の卵とスーパーの1パック98円の卵を、卵かけご飯と目玉焼きで比較してるようなものです。


これ、味、というかそもそも別物ですよね。


卵本来の美味しさを直で比較するなら、両方卵かけご飯です。これが、条件を一定にするということなんですよ。


この辺りは、【コーヒー超初心者向け】ドリップ(抽出)器具の選び方【再現性を重視せよ】という記事で詳しく解説してます。


ちなみに条件一緒ならいいので、安いコーヒーメーカーでも大丈夫です。コスパいい洒落たコーヒーメーカーについては以下の記事で解説しています。

カフェで浅煎りのコーヒーを飲んでみる

きちんとしたカフェだと、浅煎りコーヒーを置いてます。飲んでみましょう。


好きな味なら、あなたは浅煎りのコーヒーが好みなはず。


浅煎りで美味しいコーヒーは焙煎所でしか手に入らないので、焙煎所で買いましょう。カフェと同じ味を飲みたいなら、スペシャルティコーヒー1択ですよ。

浅煎りについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考に。



浅煎りのコーヒーをどうしても飲みたい!って人は、コーヒーメーカーではなくハンドドリップを極めるべし。理由は、浅煎りに適したコーヒーメーカーはほぼゼロだから。


浅煎りは、深煎り・中深煎りのコーヒー豆と成分がまるで違うので、粒度、抽出温度、抽出パターンを変えると、最大限に美味しさを引き出せます。


いやいや、コーヒーメーカーしか家にないがな!って人。もしくは、浅煎り豆をコーヒーメーカーで淹れると、酸っぱくて不味い、、って人はまずは以下の2点をやってみましょう。

  • 抽出温度が低すぎる→92℃以上へ
  • 豆の粒が細かすぎる→粗くしてみる

もし、ハンドドリップで調整するのはは無理かも、、って人は【ガチ勢向け】究極のコーヒーメーカーの選び方【デメリットも解説】という記事を参考にしてみてください。


コーヒーメーカーでも、驚くほど高性能なものがあります。なんと、浅煎りでもいけちゃいます。

浅煎り~深煎りの焙煎度合いを変えて比較

焙煎は大きくわけて、浅煎り、中煎り、中深煎り、深煎りの4つあります。(細かく言うともっとありますが、そこまで分ける必要無しです)


カフェで浅煎りがうまい!と思ったなら、家でもやってみましょう。焙煎所に行けば、全て揃います。


毎週1つずつ買ってみる。品種は無視。理由は、深煎りの豆と浅煎りの豆は基本的に品種が違うからです。


4つのコーヒー豆それぞれを淹れてみると分かるんですが、味の雰囲気が大きく異なります。


あとは好きな風味を中心に他の品種を試してみれば、好みの味に近づけます。

自分で焙煎という手もありますが、科学的観点から言うとオススメ出来ません。なぜなら一定の温度や条件を出すのが、家レベルじゃほぼ不可能だから。


焙煎は職人技であると同時に、機械の質で変わります。


僕らは美味しいコーヒーが飲めればOKなので、焙煎所の豆で十分。自分でこだわる必要は無しですよ。

コーヒーは難しい?素人が好みの味に近づくための4つのステップ【科学】 まとめ

僕ら素人が知るべきなのは、味の答えは1つじゃないってこと。いきなり答えに辿り着くのって難しいんですよね。


そんな時は、本記事の方法を使って、順を追って確認してみましょう。


自分がどこでつまづいているかわかれば、対処可能。あなた好みの味に必ず近づけるはずです。


少しでも美味しいコーヒーを淹れて、生活をどんどん豊かにしていきましょう!


では。



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